
オーダー什器の実例紹介
ひとつのショップでは様々な種類の什器を使います。
テーブル、シェルフ、ハンガーラック、マネキン、などなど。
店舗什器は素材、色、ディテールなどの様々な要素の組み合せでできています。それらに統一感を持たせることで、ショップの世界観や内装のクオリティをより一層高めることができます。
当店では、一店舗分の什器をコーディネート提案が可能です。フルオリジナルのオーダー什器や既製品の仕様変更などを組み合わせてご提案します。
今回はふたつの事例を紹介します。
構造用ラーチ合板

構造用ラーチ合板をメイン素材とした例です。物件は元倉庫のスケール感のある空間。
ラーチ合板の荒々しい木目や節、断面の積層といった素材感と相性抜群です。
こちらはt=24という厚めの板を使った箱型のディスプレイテーブル。90cm角を4つ合わせて1ブロックになっています。高さ違いで組み合わせを変えることでいろんな見せ方ができるようになっています。
オリジナルのスケボーラック

スケボーをディスプレイする、高さ2mを超えるタワー型ラック。
もちろん既製品では近いものもないので、ゼロからオリジナルでデザインしました。
デッキの倒れ角度にこだわっています。粗野なラーチの質感にカラフルなスケボーデッキが映えます。
当店得意のハンガーラック

当店得意のハンガーラックもラーチ合板をはめて統一感を。
広い空間に合わせて大きめに設計してます。金属部は空間に合わせたライトグレーで違和感なく調和するように。
キャスター付きで服が掛けたままの移動も簡単です。撮影スタジオとして使用する際にレイアウト変更をしやすくする配慮です。
オリジナルのソーホース

ラーチ合板の素材感を活かしながら、空間に合うようにデザインしたソーホース。
特厚の天板を乗せて作業台風のディスプレイテーブルにしています。
人気のレジカウンターもラーチ合板で

当店の人気商品である、オリジナルのレジカウンター兼ワークデスク。
通常はシナ合板を使っていますが、こちらはもちろんラーチ合板で。
天面には空間に合うカラーのメラミン化粧板を貼っています。
シンプルなベンチ

シンプルなデザインのベンチですが、幅150cmという大きめのサイズ。
強度を出すためにt=26mmの特厚板を使用しています。
アパレルショップの什器

ここからは別の案件、アパレルショップの例です。黒の金属と木目調メラミン化粧板を使って構成しています。
テーブル、シェルフ、ハンガーラック、 マネキン、ベンチ、フィッティングルームなど一式を当店にご依頼いただきました。
シェルフとハンガーラック、マネキンは当店の定番品からセレクト。それ以外の別注で作った什器を紹介します。
ディスプレイテーブルの天板を別注

一店舗に数台置くことも多いディスプレイテーブル。特に天板は面積が大きいのでイメージに影響しやすいです。
木目や色などにこだわるとどうしても既成のものでは納得できないことも。そんなときは理想のものを別注で作ります。
こちらショップの内装はグレーの床と壁、木の柱で構成されていました。
テーブルの天板色も柱の色と合わせたくなりますが、そうすると木の素材感が違うため逆に不自然になることも。
今回は少しグレーがかったなエルム木目の化粧板を選んでいます。そのため、グレー基調の空間にうまく馴染んでいますね。
棚板も同じ木目で

既存のセメント木毛板の壁に取り付ける別注棚。こちらもディスプレイテーブルと同じ木目で。鋳物のブラケットも含めて素材感のバランスがいい感じです。
当店では「什器のショップ」ということで、現場施工を行うことは少ないです。でも実は現場施工が好きなメンバーが多いので、ときには取り付けに行ったりします。
特大ミラーのフィッティングルーム

もはや什器というサイズ感ではない2連フィッティングルーム(試着室)。
w2440 x d1640 x h2200 (mm)という特大サイズです。こちらの店舗に合わせてオリジナルで設計しました。
側面いっぱいの大型ミラーが店内のアクセントになっています。横に置くベンチはもちろんテーブル、棚板と同じ木目にしています。

本体はメラミン化粧板仕上げです。写真だと白く見えますが、真っ白だと浮いてしまうので、薄めのグレーをチョイス。
天板と同じ木目にしなかったのは、面積が大きすぎるために存在感が出過ぎることを懸念して。
でもドアノブなどの金物はあえて黒を使い、テーブル脚やブラケットと合わせています。
このあたりは別注ならではの仕様ですね。
今回はふたつの事例を紹介しました。このような一店舗分まとめてのご依頼もお待ちしています。
長くなるので紹介しきれませんでしたが、ハンガー、ポップスタンド、卓上小什器などの小型什器、備品類も合わせてご提案可能です。
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